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Anker Solix C1000レビュー|子どもがいる家庭で普段使いしている防災電源
2026-05-02

ポータブル電源を防災用に買っても、押し入れにしまい込んだままだと、いざというときに使えない気がしていました。
子どもがいると、停電の怖さが少し変わります。大人だけならモバイルバッテリーでスマホを充電して、数日どうにかするかもしれません。でも子どもが暗い中で不安がったとき、タブレットで動画を見せるなど、気を紛らわせる手段が切れるのは困る。そこが一番気になって、ポータブル電源を探し始めました。
我が家では、しまい込む防災用品ではなく、リビングで普段から使える防災電源としてAnker Solix C1000のベージュを選んでよかったです。
子どもがいると、停電の怖さが変わった
子どもが生まれる前は、停電の備えを真剣に考えていませんでした。大人だけなら、モバイルバッテリーでスマホをしのげばいい。食事はガスコンロがある。数日くらい辛抱できる、と思っていたんです。
でも子どもがいると変わります。子どもは「今は我慢ね」が通じません。停電が続いて、暗くて、いつもと違う空気の中で、どうやって気を紛らわせるか。その手段がなくなるのが、一番怖かった。
それでポータブル電源を探し始めました。最初に考えたのは、停電中にどこまで電気を残したいかです。
容量は、家電全部ではなくスマホとタブレットで考えた
停電中に、家電を全部動かしたいわけではありませんでした。温める・調理する系はガスコンロに任せる。電源は、スマホとタブレットに絞る。そう考えると、必要なものがはっきりしました。
停電が続いて子どもが不安がっているとき、家族で同じ動画を見られると、それだけで気持ちが落ち着くことがあります。その手段だけは切らしたくありませんでした。
停電中に電気で残したいものは、かなりシンプルです。
- スマホ:連絡と情報を見るために、家族の分を充電したい
- タブレット:子どもが不安なとき、家族で動画を見られるようにしたい
復旧まで3日ほどかかるかもしれないと考えると、スマホやタブレットだけでも余裕を持って充電できる容量がほしいと思いました。Anker Solix C1000は約1056Whあります。この使い方に絞るなら、これくらいあれば足りるだろうと判断しました。
充電の速さも、選ぶときに見ていました。普段は満タンに近い状態で置いていますが、万が一バッテリーを使う場面があっても、コンセントにつなげば約1時間でほぼ満タンまで戻ります。使って減ったあと、長く待たずに戻せるのは安心材料でした。
防災用品は、しまい込んだら使えない
容量が足りそうだと思っても、それだけでは買う決め手になりませんでした。押し入れにしまい込んだら使えないからです。停電は突然来ます。暗い部屋で、押し入れの奥から引っ張り出して、コードを探して、使い方を思い出して。半年に一度も触らないものを、慌てている最中に使いこなせるか。たぶん無理です。買って満足するだけで、肝心のときに使えなければ意味がない。
だから、選ぶときに一番大事にしたのは「普段から使えるか」でした。いざという時のためだけの特別なものにせず、毎日触るものにする。そう考えました。
普段から使うなら、押し入れではなくリビングに置くことになります。そこで、容量や価格だけではなく、見た目もちゃんと選ぶ理由になりました。
リビングに置くなら、見た目はかなり大事だった
毎日使うとなると、置き場所は自然とリビングになります。毎日目に入る場所に置くものなので、見た目は妻とも相談しました。妻は「ある程度かわいくないと嫌だ」と。ずっとそこにあるものなので、当然だと思います。
ブラックも候補には入れました。しっかりした作りで悪くないんですが、我が家のリビングに置くには少し存在感が強そうでした。屋外や作業場なら似合うと思います。でも、置きたいのはリビングでした。
ベージュにしたのは、防災グッズっぽさが少なく、リビングに置いても気になりにくそうだったからです。妻とも「これならリビングに置ける」と話して選びました。
防災用品としてしまい込むのではなく、普段から使う前提だったので、リビングに置いたままでも嫌にならないことはかなり大きかったです。
白に近い色なので、汚れに神経質になるかと思っていました。でも数ヶ月使った今、そこまで気になっていません。
Jackeryも見たけど、我が家はAnkerに寄った

候補にはJackery(ジャクリ)もありました。正直に書くと、私が見たのは容量と価格くらいで、それ以外のスペックを細かく比べたわけではありません。
決め手は、結局スペックではありませんでした。私の条件は「リビングに置けるか」。見た範囲では、Jackeryはアウトドア寄りの見た目で、出しっぱなしにすると存在感が強いと感じました。リビングに馴染むベージュという選択肢があったのが、Ankerだった。それだけです。Ankerはメーカーとしてよく知られているので、その安心感もありました。
持ち運びとしては、最重要視していなかった
良いことばかりではありません。重さは約16kg、確かに重いです。
ただ、我が家は在宅で避難する前提なので、普段は気になりません。動かすのは掃除のときくらい。万が一の移動も、自転車に乗せるか、近場を運び分けるかで何とかなる重さだと思っています。
逆に、避難先まで手で持っていく前提なら、約16kgはかなり重いです。ここは買う前にちゃんと見ておいた方がいいと思います。
値段も正直ハードルでした。約7万円。いつ使うかわからないものに、この出費。これを押し入れにしまい込むだけなら、たぶん踏み切れませんでした。
考え方を変えたら、見え方が変わりました。防災用品ではなく、毎日使う充電ステーションとして使う。我が家はコンセントが部屋の四隅にしかなくて、真ん中では電源が取れません。そこにC1000を置いておくと、端まで行かなくてもスマホを充電できる。この小さな便利を毎日受け取っていれば、7万円を防災"だけ"に払った感覚にはなりません。決して安くはないですが、備えと日常の両方に効くなら、納得できる範囲だと思えました。
停電ではまだ使っていない。それでも普段使いしている意味はある
普段はコンセントに挿しっぱなしです。だからバッテリーは満タンに近い状態が保たれていて、いつでも使えるようにはなっています。挿しっぱなしのまま使っていますが、今のところ問題は起きていません。音も静かで、夜に動かしていても子どもが隣で寝ていて平気でした。
ただ、停電で実際に使った経験はまだないので、3日しのげるかはわかりません。
それでも、毎日使っているぶん、使い勝手はわかっています。どう充電して、どこから給電して、どのくらいで満タンになるか。いざというときに「使い方がわからない」とはならない。備えとして今できるのは、普段から使い慣れておくことだと思っています。
まとめ
我が家が一番大事にしたのは、しまい込まず普段から使えることでした。
停電中に家電を全部動かしたいわけではありません。スマホとタブレットだけは切らしたくない。子どもが不安になったとき、連絡を取る手段と、気を紛らわせる手段を残したかったからです。
そのうえで、リビングに置けるベージュを選び、重さと値段も「毎日使う充電ステーション」として納得しました。
毎日触っているので、充電の仕方も、どこから給電するかも、音の感じもわかっています。しまい込まず、普段から使う。子どもがいる我が家には、その備え方が合っていました。