ホーム › 育児
アンパンマン 6WAYおまる レビュー|実際に使ったのは2機能だけ、でもトイトレは進んだ
2026-06-20

トイレトレーニングで補助便座を探していて、アンパンマンみたいに音が鳴るタイプって、最初だけ喜んで結局飽きるんじゃないか、と迷っていませんか。
わが家も同じことを考えました。キャラものは値段もちょっと高いし、「6WAY」なんて言われても全部使うのかな、ただのシンプルな補助便座でいいんじゃないか、と。
でも結論から言うと、このアンパンマンの声と音が、トイトレで一番しんどい「まず座らせる」を越えるのに効きました。一方で、「6WAY」とうたっているわりに、わが家で実際に活躍したのは2機能だけ、というのも正直なところです。そのあたりを、使った順番どおりに書いていきます。
「6WAY」で実際に使ったのは、補助便座と踏み台の2つ
先に、いちばん正直なところから書きます。
この商品は「6WAY」、つまりおまるとして使ったり、補助便座として便座に乗せたり、踏み台にしたりと、いろんな形に変えて長く使えますよ、というのが売りです。でもわが家で本当に使ったのは、補助便座と踏み台の2つだけでした。
最初は説明どおり、おまるとして使ってみたんです。でも、これが1回でやめました。理由は後片付けが面倒すぎたから。した後のものを毎回処理して洗って、というのが想像以上に手間で、においも残りそうだなと感じて、もう次からはやめよう、となりました。ここは買う前に知っておいてほしいところです。
じゃあ無駄だったかというと、そうでもなくて。その後はずっと、便座に乗せる補助便座として使いました。使い始めたのはトイレトレーニングを始めた2歳前後で、おまるなしでも上手にできるようになったら卒業、という感じ。だいたい4歳くらいまで現役でした。しかも今でも、踏み台としてトイレや洗面所で役に立っています。おまる機能はほぼ使わなかったけれど、補助便座と踏み台で十分もとは取ったな、という感覚です。
ちなみにわが家は男の子と女の子の二人とも、補助便座として普通に使えました。男女どちらも、特別な飛ばし対策などはせず、そのまま座らせて使っていました。うちの普通の洋式トイレにそのまま乗せて使えて、座っても横にカクッとずれることはなく、子どもが座っていて怖がる様子もなかったです。安定感の面で不安に思ったことはありません。
なので「6WAY全部使いたい」というより、「補助便座として使えて、いずれ踏み台にもなる」くらいの気持ちで選ぶとちょうどいいと思います。
アンパンマンの声と音が、「まず座らせる」に効いた
ここが、わが家で買ってよかったと一番思っているところです。
トイレトレーニングって、最初の「トイレに座る」がまず大変なんですよね。うちもいきなり「トイレでしようね」とはいかなくて、段階を踏みました。
このおまるにはアンパンマンのボタンがついていて、押すとしゃべったり音楽が鳴ったりします。最初のうちは「やる」ことは求めず、とにかく座って、ボタンを押して遊ぶだけにしました。そうやって「トイレに行く」「便座に座る」こと自体を、まず当たり前にしていったんです。それができてきたら、だんだん「ここでやってみようか」に進めていきました。
子どもがアンパンマン好きだったのも大きかったです。テーマソングが流れるし、「がんばれ」って応援してくれたり、できたときには「じょうずにできたね」ってほめてくれたりする。親が毎回ほめ続けるのって地味に大変なんですが、それをアンパンマンが代わりにやってくれる感じでした。この音が鳴るのが、うちには合っていました。
なにより、「アンパンマンと一緒にトイレ行こう?」っていう誘い方で、けっこう来てくれたんです。トイレに行くこと自体をいやがる時期に、この「一緒に行こう」が言えるのは大きかったです。キャラものは釣りで終わるんじゃ、と買う前は思っていましたが、わが家では釣りでは終わらず、ちゃんと習慣づけの入り口になってくれました。
正直に、気になった点
いい話ばかりだと逆に怪しいので、気になった点もはっきり書いておきます。
ひとつは、さっき書いたおまるとしての後片付け。これは本当に面倒で、わが家は1回でやめました。「おまるをメインで使いたい」と思って買うと、ここでがっかりするかもしれません。逆に、最初から補助便座として使うつもりなら、まったく問題になりません。
もうひとつは、音が鳴ること自体。うちには合っていましたが、これは完全に好みです。トイレは静かに集中させたい、キャラものや音が出るおもちゃは避けたい、というご家庭だと、この機能はむしろマイナスに感じると思います。
最後に、補助便座として使うときのお手入れ。洗うのが少し面倒でした。便座にしっかり乗るように、ぐらつき防止の出っ張りのような部分があるんですが、そこが少し洗いにくいんです。あと当然ですが、補助便座を足したからといってトイレ掃除がラクになるわけではありません。むしろ拭く場所がひとつ増える側なので、「掃除が減る」みたいな期待はしないほうがいいです。
合う人・合わない人
- 子どもがアンパンマン好きで、「まず座る」のハードルを下げたい人
- 応援やほめ言葉で、トイレに行くこと自体を習慣づけたい人
- 補助便座として使えて、いずれ踏み台にもなれば十分、という人
- おまるをメインで使いたい人(後片付けが面倒で、わが家は1回でやめました)
- トイレは静かに、キャラものや音が出るものは避けたい人
- お手入れの手間を最小にしたい人(出っ張り部分が少し洗いにくいです)
まとめ:釣りで終わらず、習慣づけの入り口になった
「6WAY」とうたっているわりに、わが家で実際に使ったのは補助便座と踏み台の2つだけ。おまるは1回でやめました。そこは正直、期待しすぎないほうがいいです。
それでも買ってよかったと思えるのは、アンパンマンの声と音が、トイトレで一番しんどい最初の一歩を越えさせてくれたから。「一緒にトイレ行こう?」で来てくれて、座って、ボタンを押して、ほめられて。その積み重ねで、だんだんトイレが当たり前になっていきました。
子どもがアンパンマン好きで、最初の一歩でつまずいているなら、その入り口として試す価値はあると思います。
なお、補助便座を卒業したあとも、足が届かないトイレでは踏み台が長く必要になります。便器の足元に置きっぱなしにできる踏み台については、こちらで詳しく書いています。