ホーム日用品

ロジクール M575レビュー|SEが1日8時間使ってわかった慣れるまでの正直な話

2026-04-30

ロジクール M575レビュー|SEが1日8時間使ってわかった慣れるまでの正直な話

トラックボールは「慣れると手放せない」とよく言われます。でも、その「慣れるまで」が実際どれだけきついのかは、あまり書かれていません。

正直に言うと、最初の2日間は指が痛くて、何度も普通のマウスに戻しました。「みんな使いやすいと言うけど、これの何がいいんだ」と本気で思っていました。それが3日目で変わって、今は逆に、普通のマウスに戻すと作業領域を取られることの方が気になります。

SEとして1日8時間パソコンを使う自分が、M575に慣れるまでに何が起きたか。買う前に「自分も慣れられるのか」を知りたい人に向けて、最初のきつさ込みで正直に書きます。

最初の2日間は、何度も普通のマウスに戻した

1日目:指が痛くて、その日は使うのをやめた

使い始めてすぐ、カーソルをうまく動かせないことに気づきました。アイコンをダブルクリックしようにも、狙った場所にカーソルが止まらない。ちょっと動かしすぎる、戻しすぎる、その繰り返しです。

なによりきつかったのが、指の痛みでした。普通のマウスとは使う筋肉が全然違うらしく、使い始めてすぐ指がいーっとなってきました。その日は結局、指が疲れすぎて普通のマウスに戻しました。「みんなが使いやすいと言っているのに、これの何がいいのか全然わからない」と思いながら、その日は使うのをやめました。

2日目:また練習したけど、2〜3時間で諦めた

翌日またトラックボールで練習を始めました。1日目より指が痛くなる頻度は少し減ったものの、細かいカーソル操作はまだ全然できません。2〜3時間使ったところでまた普通のマウスに戻してしまいました。

「こんなもの本当に使いやすくなるのか」という疑問が2日間ずっとありました。それでも、トラックボールを使っている人たちは口をそろえて「使いやすい」と言います。その良さが体感できるまでは頑張ろう、と思って続けることにしました。

3日目で変わった

「いけるかも」と思えたのは、カーソルの微調整で、画面の×ボタンみたいな小さいところにちゃんと合わせられた瞬間でした。

最初は、その×ボタンに近づけるだけでも親指がピクピクしていました。それが3日目になると、どこを狙ってもある程度は通り過ぎずに止められるようになってきて、「あ、ちょっと力の加減がわかってきたな」と思えました。

とはいえ、まだ親指は疲れます。「おやゆび疲れたー、もう動かせない」と休憩を挟むことは、ちょこちょこありました。だいたい1週間くらいは、そうやって休憩を差し込みながら使っていました。それでも、ここから普通のマウスに戻すことはもうありませんでした。1週間ほど経つと、仕事道具として普通に使える感覚になりました。

正直に言うと、トラックボールを絶賛している人たちみたいに「最高」とまでは思っていません。でも、普通のマウスとトラックボール、好きな方を使っていいよと言われたら、間違いなくトラックボールを選びます。慣れてしまえば、操作のスピード自体は普通のマウスとそんなに変わりませんでした。

慣れてわかった、マウスを動かすスペースがいらないということ

慣れてから一番実感したのは、机の上の使い方が変わったことです。

普通のマウスは、本体を滑らせる場所がないと操作できません。スペースが狭いと、マウスを浮かして左に戻して、また置いて、を繰り返すことになります。もっと右に動かしたいだけなのに、一回持ち上げて手前に戻さないと進めない。あれが地味にストレスでした。

M575は本体を動かさないので、置いた場所でそのまま操作できます。机の上がキーボードやノートや資料で埋まっていても、M575の置き場所さえあれば使えます。これが思った以上に大きかったです。

普通のマウスとトラックボールで、机のスペースの使い方を上から見比べた比較。普通のマウスは滑らせる場所が必要で資料が窮屈、トラックボールはその場所に資料を広げられる

それを一番強く感じたのは、自分のパソコン以外を操作しなければいけなくて、普通のマウスしかなかったときでした。机が狭くて、カンカンカンとマウスを浮かしては置いて、またスクロールして……。

狭すぎて全然操作できない。マウス、右側いけないじゃん……むーん……

トラックボールに慣れた後だと、普通のマウスのこの動きが急にもどかしく感じました。

トラックボールへの乗り換えには、たしかに数日のコストがかかります。それでも自分は、このコストに見合うと思っています。慣れてしまえば必要なのはマウスを置く場所だけで、作業領域をマウスのために空けておかなくてよくなるからです。

戻るボタンは、指の逃げ道になった

M575には親指の近くに「戻る」「進む」ボタンがあります。これが地味に助かりました。

慣れていない最初のころは、ブラウザで戻るたびに画面左上の戻るボタンまでカーソルを移動させるのが疲れました。まだ微調整もままならない時期なので、戻るだけでも行き過ぎて戻してを繰り返す。指がいーっとなっているときにこれをやると、けっこうきました。

手元のボタンでいいとわかってからは、少し楽になりました。親指をずっと頑張らせなくていいので、少し休ませられる感じがありました。

正直に言えば、戻る・進むボタンは普通のマウスにも付いているものがあります。M575だけの特別な機能ではありません。それでも、戻りたいと思ったときにカチッと押すだけで、いちいちカーソルを左上まで運ばなくていい。トラックボールだとなおさら、この「移動しなくていい」が効きます。どちらにしても、あったほうがいいボタンだと思います。

M575を試してよさそうな人・やめたほうがよさそうな人

試してよさそうな人
  • 普通のマウス用に机のスペースを空けておくのが地味にストレスな人
  • 最初の2〜3日は「練習期間」と割り切れる人
  • 細かい操作に慣れるまで、普通のマウスと併用してもいいと思える人
  • まずは定番のトラックボールから試したい人
やめたほうがよさそうな人
  • 買ったその日から、今のマウスと同じスピードで仕事したい人
  • カーソル操作で少しでも引っかかると、強いストレスになる人
  • 最初の数日でも仕事効率が落ちるのは困る人
  • 他のトラックボールと細かく比較してから選びたい人

M575は、最初から気持ちよく使えるマウスではありませんでした。

自分の場合、1日目と2日目は普通のマウスに戻しました。それでも3日目くらいから少しずつ感覚が変わって、1週間ほどで仕事道具として使えるようになりました。

普通のマウスで机のスペースを取られるのが嫌なら、最初の2〜3日は練習期間だと思って試す価値はあります。

在宅ワークの環境では、毎日座る椅子や机も作業のしやすさを大きく左右しました。椅子はオカムラ シルフィーのレビュー、机はカリモク ユーティリティプラスデスクのレビューに書いているので、デスクまわりを一緒に見直したい人は参考にしてください。在宅ワークでそろえたもの全体は在宅ワークのデスク周りでそろえたものにまとめています。

この記事が役に立ったらシェア𝕏 でシェアLINE で送る
🏠
この記事を書いた人
暮らしセレクト編集部
実際に買って使ったものだけを正直にレビューしています。家電・日用品・食品など、毎日の暮らしをちょっと良くするアイテムを厳選してご紹介。「買って後悔しない」選び方の参考になれば嬉しいです。
← 前の記事
オカムラ シルフィー4年レビュー|在宅ワーカーがクッション・肘なし・ローバックを…
次の記事 →
子どもの足音対策にジョイントマット|薄いラグでは限界があった話

関連記事

日用品
ダイキン 空気清浄機(加湿なし)レビュー|効果は正直わからない、でも子どもの寝室で1年回し続けています
ダイキンの加湿なし空気清浄機を子どもの寝室で1年使った正直レビュー。効果が体感できないという本音と、それでも止めずに使い続けている理由、加湿付きではなくあえて単機能を選んだ判断を書きます。
日用品
アイリスオーヤマ カラリエ ツインノズル レビュー|面倒くさがりが2年続いた布団乾燥機、でも音はうるさい
子ども2人の布団を同時に温められるカラリエのツインノズル布団乾燥機を2年使った正直レビュー。マットなしでホースを入れるだけだから続いている話と、音がうるさいというデメリットも隠さず書きます。
日用品
在宅ワークのデスク周りでそろえたもの|効果が大きかった順に正直レビュー
在宅ワークのために少しずつそろえたデスク周りの道具を、効果が大きかった順に正直に紹介します。お金をかけてよかったもの、ここまでは必要だったか迷うものも、実際に使った目線で書きます。
日用品
お風呂のS字フックが一緒に落ちる問題|tidyのS字フックで解決した話
100均のS字フックをお風呂で使うたびにフックまで落ちてしまう悩みを、tidyのS字フックで解決した話。先端の素材が違うだけで、毎回あった「またか」がきれいになくなりました。
← トップに戻る